パリで日本文化が受け入れられているのか ①

 本当に海外で日本文化が受け入れられているのか




「日本の文化が海外で大人気だ」といった報道や知人からの話、仕事上でも耳にする場面が日に日に多くなって来た。確かにネットで検索してみたり、YouTubeでもその内容は確認出来る。

しかし、私自身はそのような情報は随分と前から聞いたことがある上に、それを日本での暮らしの中で実感することはない。

加えて、私がいる畳業界に海外から畳の引き合いがくるということに対してはさほど影響がないようにも感じる。(自分自身が気付いていないだけなのだが)

そこで、日本文化に対して理解が深いと言われるフランスのパリに行くことにした。


フランスのパリへ



 パリに旅立つ旅程をきめ、次に行うはチケットの手配だ。もちろん渡航費はギリギリまで抑えて旅をしたい。海外旅行好きな高校時代の後輩に格安チケットの手配方法を聞いてみたところ、

「Opodo」というアプリで手配するのがいいらしい。
https://www.opodo.fr/

旅程は3月に決め、チケットを取ったのが1月の中旬なので約2ヶ月間になる。それでも日本からパリへの直行便は高額であった。そこで、中国の上海を経由する方法をとってみた。すると、約15万円ほどで

日本からパリへの往復便の航空券を予約することができた。(成田発。成田までの国内交通費は含めない。)




 パリは物価が高く、ホテルも航空券と一緒に予約することがおすすめだと思います。調べてみると、普通に日本のビジネスクラスのホテルでも1泊1万円を超えてきます。また、現地で腹持ちするものとして日本から「忍者グミ鋼」を10個ほど買って持参して行きました。


 パスポートの更新も忘れてはいけません。更新には11,000円と8日間の期間が必要です。

ちなみに私はパスポートの更新がギリギリになり、出発の当日に受け取るような形になりました。

この時、更新に必要な顔写真がパスポートの基準に合わずに証明写真機で3回取り直し、挙げ句の果てには専門店で撮影して頂きました。


 パリに畳を持っていく
 

 ただパリに行くだけでは面白くありません。実際の畳を海外へ持っていき、現地の方々へプレゼントしてみたいと思ったため、材料を用意して畳屋さんに作っていただきました。





 しかし、海外に畳を持ち出す際には植物検疫にも気をつけなければいけません。かといって、自然素材にこだわりたかった私はウレタンフォームを用いた畳を使うことは避けたかったのです。

そこで、ゴザは八代市千丁町産のいぐさを使用し、床材は木質の「ダイケンたたみボード」を使用した形の畳を作っていただきました。




 それでも渡航の際に検疫で引っかかってしまうと、せっかく職人の方に作っていただいた畳がパリに

運べません。そのような事態は避けたかったので、横浜検疫所と成田空港についても検疫カウンターに問い合わせました。すると、パリではいぐさ+加工された木質ボードなら問題ないだろうというのが

答えでした。ただ、中国はもしかしたら検査が必要かもしれないとのことでした。

検疫所に確認しても曖昧な回答で無責任だなあとは思ってしまったものの、試しに持ち出すことにしました。


気になる結果は次回の記事で・・・。


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